【毎月1、15日は体験利用日】災害用伝言ダイヤル「171」実体験レポ!

防災知識

こんにちは、みかんです!

早速ですが、この記事をご覧の皆さんは「災害用伝言ダイヤル」を利用したことはありますか?

いつ何時、災害が起きて、通信が麻痺して連絡がとれない状況になるか分かりませんよね…。

その時、土壇場で災害用伝言ダイヤルを使うとなった場合でも操作方法は簡単なので操作できると思いますが、出来れば今のうちから実際に操作しておくと、安心だと思いませんか?

そう、災害用伝言ダイヤルでは体験日を設けているので、実際に録音・再生してみることができるのです!!

これは皆さん、体験利用しておくべき!!!

それでは、詳細に進んでいきます♪

災害用伝言ダイヤルとは?

NTT東日本、NTT西日本が運営している「災害用伝言ダイヤル」は、災害時に限定して利用可能になる電話サービスを平成10年の3月31日から提供しています!

被災地の方の安否等の情報やメッセージを録音し、被災地・それ以外の方がそのメッセージを再生できるサービスで、大規模災害発生後、通信回線の混乱によって電話が繋がりにくくなる状況を緩和緩和するため、開始されたそう!

NTT回線からの利用は録音・再生ともに無料ですが、他通信事業回線から発信する場合の通話料は各事業者によって異なるそうです。
つまりDoCoMoなら利用料はかからないけど、auやソフトバンクなら普段通り電話をするときみたいに、料金がかかってしまうってことですね。
災害時なんだから、全部無料にしてくれればいいのに…。

災害用伝言ダイヤルの概要

■提供開始:被災地への電話が繋がりにくい”ふくそう”の状態になった時
      NTT側からテレビやラジオやHPなどで案内がされるので、いつでも利用できるわけではないことだけ覚えておきましょう!

■利用できる電話番号:固定電話、携帯電話、公衆電話など、基本的にはなんでも〇
           固定電話の場合は、市外局番もお忘れなく!

      ※ISDNおよびひかり電話をご利用でダイヤル式電話機をお使いの場合はご利用になれません、と記載があるので、ダイヤル式電話機は要注意です⚠

■伝言録音時間:1伝言あたり30秒以内

■伝言保存期間:提供終了まで

■伝言蓄積数:電話番号あたり1~20件ほど(サービス提供時に案内される模様)

伝言蓄積数や保存期間等は災害の状況により異なるそうです。
首都直下型地震が発生した場合、非常に少なくなるかもしれませんね…。

家族以外に聞かれたくない☟】
そんな時は、暗証番号を利用することによって、他人に聞かれずに済みます!
ただ、その暗証番号をどうやって伝えるか、伝えていたとしても忘れてしまった場合、録音をスムーズに聞くことが出来ませんよね。(笑)
それだと元も子もないような…。

体験利用日はいつ?

毎月1日及び15日 00:00~24:00

正月三が日(1月1日00:00~1月3日24:00)

防災週間(8月30日9:00~9月5日17:00)

防災とボランティア週間(1月15日9:00~1月21日17:00)

意外とチャンス多い!

実際に災害が発生した際は、体験利用ができない可能性があるので頭の片隅においておいてください!

災害用伝言ダイヤルの利用方法は?

1つ1つみていきましょう!

とにかくまずは171に電話!

171に電話をかければ、以下のようなアナウンスが流れます。

録音される方は「1」を、再生される方は「2」を、暗証番号を利用する録音は「3」を、暗証番号を利用する再生は「4」を押してください。

と。

まあ、普通の場合なら1か2なのかな?緊急時に聞かれたくないメッセージってなんだろか?不倫とかしてる人ですかね?(笑)

今回は録音する場合を記していきたいので、1で進めていきます!

連絡を残したい&取りたい方の電話番号を入力!

171+1を押したあとは、

被災地の方は自宅の電話番号を。もしくは、連絡を取りたい被災地の方の電話番号を市外局番からダイヤルして下さい。

とアナウンスが流れます。

固定電話なら市外局番からダイヤル、携帯電話なら090や080からダイヤルしましょう!

いざ、録音!

171+1+0312345678(例)を押した後、

電話番号0312345678(、暗証番号1234)の伝言を録音します。
プッシュ式の電話機をご利用の方は数字の1を押してください。ダイヤル式の方はそのままお待ちください。もしも電話番号が誤っている場合は、もう一度おかけ直しください。

とガイダンスが流れるので、現代人の方ならプッシュ式電話機だと思うので、1をプッシュ!

そしたら、

伝言を開始します。ピーっという音の後に、30秒以内で伝言をお話しください。
話しが終わったら、「9」を押して、録音を終了してください。

録音終了後に「9」を押すと、自分が録音した音声が流れます。

確認し、オッケーならそのまま切りましょう。

訂正する場合は、「8」をプッシュ!そしたらまた録音開始されるので、先ほど同様に録音して「9」で終了して、確認してみてください♪

伝言登録数が上限に達した場合は、「登録可能件数を上回っているため、古い伝言に上書きして登録しました。」というアナウンスが流れるみたい。

再生方法は超簡単!

171をプッシュした後、暗証番号なし再生の「2」もしくは、暗証番号あり再生の「4」をプッシュ!

そのあとに、該当の電話番号をポチポチと。

そうすれば、録音されているメッセージがあれば再生されます!

録音もそんなに難しいわけじゃないけど、再生はもっと簡単ですね!

体験利用してみた感想

早速ですが、体験利用してみた感想を。。。

ちゃんと録音されている!!!

体験してみて実際に音声が聞こえたとき、安心しました。

「使えて良かった、要領が分かってよかった」、いろんな意味の安心感です☺

【災害用伝言ダイヤルは災害用伝言掲示板(web171)と連携しているということ!】
これは使用してみて知ったのですが、あらかじめ災害用伝言掲示板「web171」にメッセージを登録をしておいたのですが、公衆電話で再生すると、音声に変換されて聞けるのです!!!
これは非常に便利ですし、伝言掲示板に伝えたいメッセージを入れておくだけでも、安心ですよね♪

【他通信事業者と連携していること!】
例えば、ソフトバンクの災害用伝言ダイヤルに登録したAさんがいて、その場合はこのNTTが提供している災害用伝言ダイヤルじゃ引っかからないのではないか、と思いますが、全社一括検索機能で、ちゃんと再生ができるそうです。
共同でサービスを提供しているのは助かります。。。

【参考】公衆電話はどこにある?

NTT東日本 公衆電話インフォメーション

便利なことに、検索できるようになっています!

これで自宅近くの公衆電話の位置を把握しておくといいかもですね~♪

おわりに

いかがでしたでしょうか?

簡単だから、「緊急時でもなんとかできるっしょ!」って思うんですよね、分かります。

でもそれはネットに簡単に繋がり、分かりやすい図などで目で見て理解できるから!!

ネットも使えなくなり、電話回線も混乱状態。やっと見つけた行列の公衆電話で早く終わらせなきゃというプレッシャー、初めてやる災害用伝言ダイヤルの焦り。余震が続いて恐怖の中、アナウンスで流れるやり方に沿って、スマートにこなせる人がどれだけいるのでしょうか。

やり方を一度、マスターしておくだけで、だいぶ変わると思います。

せめて、「171」という番号だけでも忘れないように。。。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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