こんにちは、みかんです!
大体購入してから3年くらい経つと、賞味期限をむかえるペットボトル飲料水。
賞味期限切れの水を飲んでしまったら何か支障をきたすのかなとか思いますよね。
そこで今回は賞味期限が過ぎたペットボトル飲料水について本当は大丈夫なんだよ~ということをこの記事にまとめていこうと思います♪
ペットボトル飲料水の賞味期限は、品質が切れる期限ではない!
実は、ペットボトルのキャップ部分に賞味期限がかかれているとおもいますが、その賞味期限を過ぎても、飲めなくなるわけではないのです!

キャップに書かれている賞味期限は”品質”が切れる期限じゃないんだよ~
市販されている水のほとんどは、ろ過や加熱処理をして徹底的に雑菌などを取り除かれているので、未開封の状態であれば、水が劣化することはないのです。
つまり”何年たっても腐らない”んです。
賞味期限=美味しく飲める期限、なだけであって、飲めなくなるわけではない
では、なぜ賞味期限の表示がされているのでしょうか?
なぜ賞味期限の表示がされているのか?
それは”計量法”という法律が存在するため、です!
ペットボトル容器には通気性があるようで、いくら未開封であったとしても、少しずつ蒸発していきます。
どんどん水が蒸発して減っていくことで、表示されている容量と、実際の容量が許容の範囲を超えると、”計量法”違反ということになってしまいます。
つまり、記載された内容量を守るために、賞味期限が表示されているのです!
正しい保管方法≪ポイントは2つ!≫

正しく保管できていない飲料水は、いくら未開封であっても品質はどんどん落ちていっちゃうよ~
以下2点に気を付けて、長期保存しましょう!
直射日光が当たる場所、高温になる場所を避けて保管
日光が当たることで風味などの劣化が早まり、高温になると容器が変形することも。
未開封であれば冷蔵保存する必要がないので、防災対策としてシンク下や寝室など色々なところに保管しておきましょう!
においの強いものと一緒に保管しない
ペットボトルの性質上、フタや容器に匂いがうつることがあり、ひどいケースは中までも匂いがうつってしまうことがあるそう…。
匂いの強いモノって、芳香剤とかでしょうか。
確かに芳香剤の匂いがする水は嫌だな。
誤解から生じた失敗例…
実際に起きたお話です。
2019年に発生した台風15号によって、一時水不足となってしまった千葉県富津市では、被災者にペットボトル飲料水が配布されました。
そのうち約1,800本が賞味期限切れだったことが判明し、富津市が謝罪することになったのです。
賞味期限が切れていることを指摘したのは、富津市民でした。
賞味期限はあくまでも「おいしさの目安」であって、「品質の期限」ではないということを伝えるべきでしたが、行政は賞味期限切れを詫びて飲まないように注意喚起しました。
この一連の事態をマスコミが報道し、賞味期限についての正しい知識を、市民、行政、マスコミの誰もが持っていませんでした。
本当ならまだ飲んだり、何かしらに使用することが出来た水なのに。
行政からお詫び、そして飲まないよう注意喚起された場合、ほとんどの人が信じて、使用しないまま捨てたりしたと思います。
世界には、水不足で困っている人がたくさんいます。身体に害があると分かっていても、そこにある泥水を飲むことしかできない人もいるのです。
こういったロスを減らしていくためにも、私たち自身が正しい知識をもつべきですよね。


無知は良くないって思い知らされた出来事だね~
おわりに
いかがでしょうか?
ペットボトル飲料水は、賞味期限が過ぎても、内容量が減るだけで飲めなくなるわけではありません!
備蓄していた水の賞味期限が切れても大丈夫です!
捨てることなく有効活用して、地球に貢献していけたら嬉しいですね♪
最後までお読みいただきありがとうございました。
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